みなさんこんばんは、かめたそです。
今回も「ラヴニカの献身」発売に伴う前環境のデッキのアップデート案の紹介です。今回は以前、安く組めるとご紹介したことのある【青単アグロ】をベースに、黒をタッチして手札破壊の要素を持たせることで、より強力なクロック・パーミッション(相手を妨害しつつダメージを与え勝つ)デッキに仕上がった【青黒アグロ】の紹介をしていきます。
黒をタッチすることの一番の利点は《正気泥棒》や《帆凧の掠め盗り》といった相手のデッキや手札を破壊し、相手の戦術を妨害するクリーチャーを採用することができる点です。
《正気泥棒》が相手にダメージを与えると、相手のデッキから1枚拝借することができるため、相手の戦術を妨害しながら戦うことができ、いざとなったら拝借したカードを使うことができるため、デッキの対応力が向上します。《帆凧の掠め盗り》も相手の手札からインスタントやソーサリーを奪うことで相手を妨害します。「掠め盗り」が除去されてしまうと、奪ったカードは戻ってしまいますが、《セイレーンの嵐鎮め》や《潜水》、《呪文貫き》で守ることができる点を【青単アグロ】から引き継いでいるため、これらのクリーチャーを守りながらダメージを通し、さらなる妨害に繋いでいくことができます。
また、【青単アグロ】の主な戦術である《霧まといの川守り》によるブロック不可の攻撃は毎ターン着実に相手にダメージを与えることができるため、「ラヴニカの献身」で登場したキーワード能力の「絢爛」との相性もよく、特に《ドリルビット》は「絢爛」コストでプレイすれば黒1マナで相手の手札から土地以外のカードを捨てさせることができます。
【青単アグロ】の《執着的探訪》を付けたクリーチャーを打ち消しなどで相手の除去から守りながらダメージを通して勝つという戦術に、ダメージが通るとデッキ破壊が行える《正気泥棒》やダメージが通ると「絢爛」によりコストが少なくなる《ドリルビット》といった要素を加えることで、【青単アグロ】以上にクロック・パーミッション戦術に磨きのかかったデッキとなりました。
◆デッキレシピ◆
青の打ち消しに黒の手札破壊が加わることで、ダメージを通す以外の行動が能動的だった【青単アグロ】と比べ、より積極的に相手を妨害してダメージを通し、そこから《正気泥棒》や《ドリルビット》で相手の戦術を妨害できるデッキに仕上がったかと思います。
【青単アグロ】と比べて少し費用が増えますが、その大半が土地への出費で、それ以外のカードは安く揃えることができるのも魅力ですねw
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