チャレンジャーデッキについて考えてみた

 みなさんこんばんは、かめたそです。さて、今回は先日発表されましたチャレンジャーデッキについて、昨年のデッキ内容のおさらいをしながら、どんなデッキがピックアップされるか、そしてどんな高額カードが収録されるかを考察していこうと思います。

 そもそもチャレンジャーデッキって?と思う方もいるかと思うので、ご説明いたします。チャレンジャーデッキとは、スタンダード入門セットの一種で、スタンダードで活躍する強力な戦略をもとに構築された75枚のデッキが封入されており、フライデー・ナイト・マジックなどでスタンダードを楽しめるようデザインされた商品です。早い話が競技マジックへ参入しようと検討している人をターゲットにした、構築済みデッキです。

 2018年4月に発売された初代チャレンジャーデッキは、当時のスタンダード環境を彩ったカードがいろいろと収録されており、私自身もその内容の豪華さには驚きました。昨年度はカラデシュ〜イクサラン環境で活躍した【赤単アグロ】、【マルドゥ機体】、【青白コントロール】、【黒緑カウンター】が選出され、当時のスタンダードで活躍した強力な戦略をもとに構築されたデッキとして発売されました。

 あくまで活躍した強力な戦略をもとに構築されたデッキなので、競技マジックで通用するようなデッキに仕上げるには、同じデッキを複数個買ったり、収録されていないカードを購入したりと工夫が必要でしたが、それでも競技マジックのデッキを組むという目的を果たすうえで一番の近道ではあったと思います。これらのデッキには各デッキのパワーカードで、当時高額だった《反逆の先導者、チャンドラ》や《熱烈の神、ハゾレト》、《キランの真意号》、《歩行バリスタ》などが収録されていました。

 これらのカードはいずれもカラデシュ〜アモンケット・ブロックのカード…つまり2018年10月のローテーションでスタンダード環境を去ったカードたちでした…強力なデッキを使用してマジックに参入し、ローテーション後は新しいカードを集めて引き続きマジックを楽しんでもらうというのがチャレンジャーデッキの狙いでしょうから、これは仕方ないかと思います。

 さて、ここからは上でお話ししたことを踏まえて、今年のチャレンジャーデッキに収録されそうな目玉カードについて考察して行きましょう。2019年10月にローテーションでスタンダードで使えなくなるカードは、イクサラン〜基本セット2019で収録されたカードです。このエキスパンションに収録され、(発売時期を考慮して)「ラヴニカのギルド」期の環境までで活躍したカードが収録されることでしょう…

以前、私が書いた「ラヴニカのギルド」環境における傾向に関するコラム記事を参考に考察したところ…

この辺があやしいかな〜と思います(テフェリーは流石にないかなw)。

これらのカードは【黒緑ミッドレンジ】、【ジェスカイコントロール】、【緑白トークン】や【赤白アグロ】、【赤単アグロ】に採用された「ラヴニカのギルド」環境を代表するカードといって過言ではないカード達です。そして、来たる「ラヴニカの献身」環境でも引き続き環境に残るであろう性能を有しています。

 上記4枚、そしてスタンダードで活躍した強力な戦略をベースとした構築であることから、《翡翠光のレインジャー》や《ビビアン・リード》、《黎明をもたらす者ライラ》、《ゴブリンの鎖回し》なども収録されるのではないかと思います。

 逆に、【青赤フェニックス】に採用される《弧光のフェニックス》は「ラヴニカのギルド」で収録されたカード…つまり「テフェリー」などと比べてスタンダード環境で使える期間が長いことから収録されないのではないかと思います。


 今回の考察はここまでとなります。チャレンジャーデッキの存在は「マジック参入者を増やしたい!!」という僕にとって無視することのできない存在だったので、コラム記事を書かせていただきました。デッキレシピが公開されたら、それらのデッキをより強くする攻略記事なんかも書いていく予定ですので、これからマジックを始めたいと考えていらっしゃる方には是非とも見ていただきたいです。

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